脳と言うのは実に不思議ものです。
なぜなら言い方を変えるだけで
違った意味に捉えてしまうから。
例えばこんな例。
あなたはとても重い病気にかかってしまいました。
不安なので2つの病院で診察してもらいました。
どちらの病院でも診察結果は同じで
衝撃の事実を伝えらえれます。
あなたの命は半年もたないでしょう。
焦ったあなたは先生に聞きます。
助かる方法はないんですか?
するとこんな答えが返ってきました。
●A病院の先生
手術すれば治る可能性はあります。
死亡リスクはありますが95%は助かる手術です。
●B病院の先生
手術すれば治る可能性はあります。
ただし、手術をした患者の20人に1人は死亡しますが覚悟はありますか?
いかがでしょう?
これ、全く同じ確率です。
ただ、伝え方、言い方が違うだけです。
ですが、多くの人は
A病院で手術を受けるでしょう。
そのほうが助かる気がするからです。
B病院で手術しても確立は変わらないのに。
これはマーケティングにも応用できます。
数字の伝え方だけでも
これだけ受けての印象は違います。
具体的な数値で伝えるか
割合で伝えるか。
これだけでも随分と印象が変わります。
より詳しい方法はこちらに書かれています。
⇒ 脳科学マーケティング100の心理技術
その道の専門書を読むのは当然としても
それと同じくらい
脳科学と心理学を学ぶのは
重要なことと日々実感しています。
脳科学と心理学は仕事だけでなく
趣味や生活でも役に立ちます。
様々な分野に応用がきくので
とても効率がいいと考えています。